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ハズキルーペ [日記]

ソフトバンク、NTTドコモ、リクルート、日清食品といった名だたる企業を抑えてCM好感度ランキング2位を獲得した「ハズキルーペ」のCM。渡辺謙、菊川怜、舘ひろし、武井咲、小泉孝太郎……と豪華すぎるキャストを起用している。最近ではソフトバンクが同社の“パロディCM”を放映し、さらに話題になっている。菊川怜がお尻で商品を踏む演出に一部ネット上では「セクハラ」の声も上がった。CM考案者のHazuki Companyの松村謙三会長はこの声をどう思っているのか、直撃したそうです

 10月中旬から、ソフトバンクが「白戸家ミステリートレイン」シリーズで「菊川怜の事情聴取」編のCM放映が始まった。列車の座席に置かれたスマホをお尻で踏み、「きゃっ! こんなところにスマホが」と驚く様子はハズキルーペのCMを彷彿とさせる。

「ソフトバンクからコラボしたいとオファーをいただきました。これも普通、ありえないでしょう。ハズキルーペのCMが武井咲さん、小泉孝太郎さん、舘ひろしさんに切り替わった時、『菊川怜さんが見れなくなる』という声もありました。“菊川怜待望論”なんてものもあったようで」と松村会長は懐かしむ。

 渡辺謙と菊川怜が登場したハズキルーペのCM終了後も、“菊川ロス”を嘆く視聴者からの評判も良いという。とにかく話題性に富んでいる。現在放映中の武井咲バージョンのCMは好感度ランキングでは2位に躍り出た(2018年10月後期)。

 ランキング、売り上げともに快進撃を続けているが、「お尻でメガネを踏む演出はセクハラではないか」と賛否両論も巻き起こっている。昨今、「配慮を欠いた表現があった」と放映中止になるCMも目立つが、この声についてどう思っているのか。

「女性の脚やお尻を強調した映像を出すことで、ネットに批判が上がっていることは知っています」と松村会長は口を開き、こう続ける。

「絵画には裸婦像というものがありますよね。レオナール・フジタやフランシスコ・デ・ゴヤを見て、エロだというのと同じです。ゴヤも発表当初に批判されたことがありました。ですが、今は芸術です。僕は絵画や映画と同じ芸術作品としてCMを創っています。それに、オーディションには自分のスタイルに自信がある子たちが何千人と受けに来ます。その中から選んで、出てもらっている。人それぞれ良さがあるのに、そこを否定してどうするんだろう? と思います。実際、好感度ランキングも上がっています。10月後期は2142銘柄ある中から2位です。10月前期の「商品に惹かれた」項目では2261銘柄中、1位になっています。性差別だとしたら、ランキングには入らないでしょう。ワーストであれば、僕も何も言いません」

通常、CMといえば広告会社のクリエイターがアイデアを持ち寄り、キャスティングから演出までを手掛けている。しかし、ハズキルーペは少し異なり、松村会長がすべてのハンドルを握る。また、CM中にはキャストの意見も取り入れられている。世の中の文字の小ささに怒るシーンは演じる渡辺謙自らが「怒り」をテーマにして提案してきたという。

「『僕だったらこういうCMを作りたいというのを書いたから見てください』とアイデアを渡辺謙さんが箇条書きにして送ってくれました。普通ありえないでしょう。ここまでCMに本気で打ち込んでくれる俳優はいません」と松村会長は語る。実際、あまりにも本気で怒りをあらわにする渡辺謙の姿は何度見ても衝撃的だ。

“パロディCM”で自社広告を超えて話題となっているが、来年4月以降のCMも動き始め、「次はもっと面白い」と自信満々。「すでにキャスティングも決まっていて、一番当たるんじゃないかって映像監督とも言っています。一人で考えるのはダメだから、色々と意見を聞きながら作っています。アイデアを伝えたら、『奇想天外だ』って言われましたよ」

 これ以上、まだ話題をさらうつもりなのか。

「まだまだブレイクしていません。やっと階段を1段上ったくらいですね」

 キャスティングの豪華さに加え、同社は週に43番組のメインスポンサーも務めている。当然かかる費用も膨大で、直近2年で100億かけたと松村会長。さらに、今後100億を使う予定だとも明かす。

「ハズキルーペは自分の店を持っていません。なので、各店で売り場を作りたいと思ってもらわなければいけない。CMを打つことでお客さんがハズキルーペを求めて店舗にやってくるので、取り扱い店舗数は増えて4万6千店舗以上がハズキを置いてくれています。メガネ店はもちろん、百貨店やホームセンター、書店、最近では美容室でも取り扱うところが増えてきました」

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