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川崎ハロウィン [日記]

ハロウィン直前の週末となった10月27と28日、そしてイベント当日の31日、若者の街・渋谷にハロウィン目的の人が大集結。一部参加者による暴徒化や痴漢行為により「史上最悪のハロウィン」「変態仮装行列」などと揶揄されるほどの大混乱となった。一方、同じく27日と28日に川崎市で実施された『カワサキ ハロウィン(カワハロ)』は、パレード参加者数2,200人以上、沿道の観客は約12万人を集めるビッグイベントながら、整然かつ、和気あいあいと実施され、SNSでは「平和すぎる」と注目を浴びた。そこで、同イベントの総合プロデュースを行う(株) チッタ エンタテインメント・プロモーション本部長・土岐一利氏に、「渋谷ハロウィン」と『カワハロ』の違いについて聞いた

■“先手を読んだ”対処が必須「市政や警察とのキャッチボールに半年かける」

――『カワハロ』のきっかけは、チネチッタの10周年記念で、「何かイベントを」ということだったとお聞きしました。

【土岐一利】そうですね、22年前になりますが、チッタが単独でイベントをはじめました。当初は参加者の数が少なかったのですが、開始4、5年は倍々で増えていきました。ただ、すぐにキャパシティの問題が発生しました。正直、イベントはキャパとの戦いといっても過言ではないです。

――だからこそ、運営は市政や警察との連携が必要なわけですね。

【土岐一利】市役所を含め、パレードのコースに関わる店舗や企業にどう協力してもらうのか。イベント運営の苦労の大半はここです。

――すべての店や企業が協力的なわけではないですものね。

【土岐一利】その通りです。22年前は協力なんてしてもらえず、露骨に「関わりたくない」「やってほしくない」という声もありました。だから、我々は結果を出すしかなかったんです。

――“結果”とは、人を集めるということでしょうか。

【土岐一利】人を集めるのは大前提です。なので、「事故をおこさない」「問題を起こさない」こと…つまり失敗なんてできないんですね。なにか問題があれば、一発で終わっちゃうんですから。だから危機感も相当です。

――最近は、花火大会などでも参加者が増えすぎてキャパ問題が頻発しています。運営側が対処できず、歴史ある花火大会が中止になるケースも出ています。

【土岐一利】ゴミやマナーも含め、結局はホスピタリティの問題ともいえます。ただ、それを改善するには一朝一夕ではありません。時間をかけて注意喚起と啓蒙活動をするしかないんです。

――ルール作りとメッセージの継続的な発信。渋谷ハロウィンでは、イベント直前に渋谷区長が「参加自粛のお願い」をしていました。

【土岐一利】あれだけの規模の群衆ですがから、直前にお願いしてどうにかなるレベルの話ではありません。いかに“先手を読んで”対処するか、それに尽きると思います。まずは主催者責任の明確化。そして、イベントの細かな対策。『カワハロ』では市や警察とのキャッチボールを半年かけてやります。

■『カワハロ』が必要以上に“美化”されている?「決して“お行儀のいい”イベントではない」

――『カワハロ』のパレード参加者は2千人以上、沿道に集まった観客も12万人を超えたそうですね。これだけの規模にも関わらず、イベントが「平和すぎる!」とSNSでも話題になっていました。一方の渋谷では、商店の方々が「商売にならない」との理由で休店するなど、負の連鎖も起きていました。

【土岐一利】『カワハロ』の場合、昼間に人を集め、夜には街に流れてもらえるようにしています。おかげ様で川崎市における経済波及効果は年間トップクラスになっています。

――そこには『カワハロ』22年のノウハウが生きているわけですね。

【土岐一利】最近、渋谷との比較で『カワハロ』が必要以上に“美化”されていますが、我々はこの20数年間ずっと“怒られ続けて”きました。毎年、大小さまざまな問題が見つかりますし、今も収まっていない問題もあります。『カワハロ』が、報道されているような“お行儀のいい”イベントというわけではないんです。

――渋谷ハロウィンを叩きたいメディアやSNSの声があり、必要以上に持ち上げられていると。

【土岐一利】簡単な対比では語ってほしくない部分もあります。ただ、どんなイベント運営も根幹は同じで、問題に対してひとつずつ丁寧に改善・解決していくということです。

■出発点は“川崎市を元気にしたい”という想い「渋ハロとカワハロは土俵が違う」

――先ほどは“お行儀のいい”イベントではないともおっしゃっていました。

【土岐一利】我々は慈善活動家ではありません。運営側も企業ですから、目的があるわけです。川崎市のいち商業施設として、目指すべき利益があって、それを達成するために行っています。

――それはどんな目的なのでしょうか。

【土岐一利】まず、“川崎を元気にしたい”ということ。今でこそ街の美化は進んでいますが、それこそ20数年前の川崎のイメージは、「ワイルド」「ダーティー」「灰色の工業地帯」「不良のたまり場」…そうしたマイナスイメージの方が大きかった。それをどうにかしようと思ったら、駅前のいち商業施設が孤軍奮闘しても無理なわけです。

――市政を巻き込むことが必要だったと。

【土岐一利】我々はこのイベントを「川崎をなんとかしたい」という危機感を持ってはじめました。でも、何か問題があれば即中止ですから、毎回必死です。だから責任者についても明確にするわけです。

――渋谷はイベントを取りまとめる運営者もおらず、市政や警察との連携も曖昧。“自然発生的なイベント”で収集がつかなくなった渋谷とは前提も大きく違いますね。

【土岐一利】メディアは「渋谷」と「川崎」を比べていましたが、それは違うかなと思っています。そもそも土俵が違うので、比べることに、あまり意味がないと思います。

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ハズキルーペ [日記]

ソフトバンク、NTTドコモ、リクルート、日清食品といった名だたる企業を抑えてCM好感度ランキング2位を獲得した「ハズキルーペ」のCM。渡辺謙、菊川怜、舘ひろし、武井咲、小泉孝太郎……と豪華すぎるキャストを起用している。最近ではソフトバンクが同社の“パロディCM”を放映し、さらに話題になっている。菊川怜がお尻で商品を踏む演出に一部ネット上では「セクハラ」の声も上がった。CM考案者のHazuki Companyの松村謙三会長はこの声をどう思っているのか、直撃したそうです

 10月中旬から、ソフトバンクが「白戸家ミステリートレイン」シリーズで「菊川怜の事情聴取」編のCM放映が始まった。列車の座席に置かれたスマホをお尻で踏み、「きゃっ! こんなところにスマホが」と驚く様子はハズキルーペのCMを彷彿とさせる。

「ソフトバンクからコラボしたいとオファーをいただきました。これも普通、ありえないでしょう。ハズキルーペのCMが武井咲さん、小泉孝太郎さん、舘ひろしさんに切り替わった時、『菊川怜さんが見れなくなる』という声もありました。“菊川怜待望論”なんてものもあったようで」と松村会長は懐かしむ。

 渡辺謙と菊川怜が登場したハズキルーペのCM終了後も、“菊川ロス”を嘆く視聴者からの評判も良いという。とにかく話題性に富んでいる。現在放映中の武井咲バージョンのCMは好感度ランキングでは2位に躍り出た(2018年10月後期)。

 ランキング、売り上げともに快進撃を続けているが、「お尻でメガネを踏む演出はセクハラではないか」と賛否両論も巻き起こっている。昨今、「配慮を欠いた表現があった」と放映中止になるCMも目立つが、この声についてどう思っているのか。

「女性の脚やお尻を強調した映像を出すことで、ネットに批判が上がっていることは知っています」と松村会長は口を開き、こう続ける。

「絵画には裸婦像というものがありますよね。レオナール・フジタやフランシスコ・デ・ゴヤを見て、エロだというのと同じです。ゴヤも発表当初に批判されたことがありました。ですが、今は芸術です。僕は絵画や映画と同じ芸術作品としてCMを創っています。それに、オーディションには自分のスタイルに自信がある子たちが何千人と受けに来ます。その中から選んで、出てもらっている。人それぞれ良さがあるのに、そこを否定してどうするんだろう? と思います。実際、好感度ランキングも上がっています。10月後期は2142銘柄ある中から2位です。10月前期の「商品に惹かれた」項目では2261銘柄中、1位になっています。性差別だとしたら、ランキングには入らないでしょう。ワーストであれば、僕も何も言いません」

通常、CMといえば広告会社のクリエイターがアイデアを持ち寄り、キャスティングから演出までを手掛けている。しかし、ハズキルーペは少し異なり、松村会長がすべてのハンドルを握る。また、CM中にはキャストの意見も取り入れられている。世の中の文字の小ささに怒るシーンは演じる渡辺謙自らが「怒り」をテーマにして提案してきたという。

「『僕だったらこういうCMを作りたいというのを書いたから見てください』とアイデアを渡辺謙さんが箇条書きにして送ってくれました。普通ありえないでしょう。ここまでCMに本気で打ち込んでくれる俳優はいません」と松村会長は語る。実際、あまりにも本気で怒りをあらわにする渡辺謙の姿は何度見ても衝撃的だ。

“パロディCM”で自社広告を超えて話題となっているが、来年4月以降のCMも動き始め、「次はもっと面白い」と自信満々。「すでにキャスティングも決まっていて、一番当たるんじゃないかって映像監督とも言っています。一人で考えるのはダメだから、色々と意見を聞きながら作っています。アイデアを伝えたら、『奇想天外だ』って言われましたよ」

 これ以上、まだ話題をさらうつもりなのか。

「まだまだブレイクしていません。やっと階段を1段上ったくらいですね」

 キャスティングの豪華さに加え、同社は週に43番組のメインスポンサーも務めている。当然かかる費用も膨大で、直近2年で100億かけたと松村会長。さらに、今後100億を使う予定だとも明かす。

「ハズキルーペは自分の店を持っていません。なので、各店で売り場を作りたいと思ってもらわなければいけない。CMを打つことでお客さんがハズキルーペを求めて店舗にやってくるので、取り扱い店舗数は増えて4万6千店舗以上がハズキを置いてくれています。メガネ店はもちろん、百貨店やホームセンター、書店、最近では美容室でも取り扱うところが増えてきました」

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富川悠太アナ [日記]

テレビ朝日系の報道番組「報道ステーション」(月~金曜)のメインキャスターを務める富川悠太アナ (42)が年内で降板するという情報が急浮上している。理由は、一部で報じられた小川彩佳アナ(33)に対する“イビリ疑惑”。同番組を巡っては、10月から小川アナが降板し“不倫略奪婚”の徳永有美アナ(43)の再起用が話題になったばかりだが、富川アナも降板となれば、もはや全面リニューアルだ。しかも、後釜に名前が挙がっているのは、何と羽鳥慎一アナ(47)というから波乱は避けられないようです

 12年間にわたってメインキャスターを務めた古舘伊知郎アナ(63)のバトンを、富川アナが受け取ったのは2016年4月のこと。爽やかなルックスと、確かなアナウンス力で一気に番組はフレッシュになった。あれから2年余り。今テレ朝局内は富川アナの処遇を巡り、連日激しい意見が飛び交っているという。

「部長以上が出席し、局の編成方針を決める戦略幹部会は連日、大モメにモメている。今しばらく様子を見ようという“慎重派”と、このままでは『報ステ』自体のコンテンツがダメになってしまうという“急進派”の2派に分かれ、激しい意見と怒号が飛び交っているんです」と事情通。

 最終的には、局内でカリスマ的な影響力と人望を持つ早河洋会長に決済を委ねるしかないともいわれている。

 理由は「週刊文春」で報じられたイビリ疑惑だ。同誌によると、富川アナは小川アナに対し「小川はインタビュー下手だから、ちゃんとやってね」と反省会でもネチネチ叱るなど、“小川攻撃”が激しいからだという。

 生放送中にも、台本にないことをムチャぶりして恥をかかせるなどし、さすがの小川アナも「もう限界…」と白旗を掲げたとされる。富川アナ本人もテレ朝も認めてはいない。

「スポーツ界のパワハラが問題になっているのに、それを報じる側が似たようなことをしているのでは話になりません。最近の『報道ステーション』は、視聴率がいまひとつパッとしないですし、どういう形であれ、遅くとも年末までにジャッジを下すといわれているのです。せっかく10月に徳永をキャスティングするなどして、新編成を終えたばかりだというのに、また騒動になりそうです」(テレ朝関係者)

 すでにポスト富川を巡って、さまざまなプランが上がっているという。

「富川の降板に合わせて『報道ステーション』を打ち切り、新たに起用が決まった徳永をメインにした報道番組を立ち上げるという声もあります。徳永は早河会長のお気に入りなのであり得ない話ではない」(同関係者)

 もう一つのサプライズも局内外の注目を集めている。それはテレビ界で“バード”の愛称で知られ、現在は「羽鳥慎一モーニングショー」の司会を務める羽鳥アナが、富川アナの後任に就くという仰天プランだ。

「羽鳥は、今や主婦層から絶大な人気を得ています。昨年の『第13回好きな男性アナウンサーランキング』で6年ぶり3度目の1位を獲得しました。実際、NHKを除く朝帯で『モーニングショー』は視聴率トップをひた走っている。日テレからフリーになっても報道からバラエティーまでこなすので、使う方は安心。“報ステ”で起用すれば、コンスタントに視聴率15%超えもあり得ますね」(芸能関係者)

 仮に羽鳥アナが“報ステ”のオファーを受けた場合、誰が「モーニングショー」を引き継ぐのか。

「さすがにテレ朝も富川アナを『モーニング』の司会にするわけにはいきません。番組の格を考えれば間違いなくリストラ&降格ですから。となると、TBSの安住紳一郎アナや日テレの桝太一アナが今がチャンスとばかりにフリーに転身する可能性も出てくるかもしれませんね」(放送作家)

 報ステの行方次第でテレビ界が激変するかもしれない。

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サザエさん [日記]

"国民的アニメ"といえば、「サザエさん」(フジテレビ=日曜午後6時30分)を挙げる人も多いはず。1969年に放送が開始され、来年50周年を迎える超長寿番組だ。

 かつては30%超、21世紀に入ってからもしばらくは20%以上の高視聴率を稼いできたが、ここ数年は1ケタの回もあるなど"サザエさん離れ"が著しい。

「『現代の家族像とかけ離れている』『フネや波平の声優が替わって違和感がある』『フジテレビ自体に元気がない』などなど、視聴率低迷の理由についてはいろいろ言われていますが、そもそもサザエさんをオンタイムで観るという習慣自体がなくなってきています」(テレビ誌ライター)

 サザエさんを見終わると、翌日から始まる忙しい日常を思い浮かべてユーウツになるという「サザエさん症候群」なる言葉が生まれるほど、かつては若者からサラリーマンまで日曜夕方の習慣として定着していた。が、それももう"昭和の遺物"として、このままサザエさん離れが進んでしまうのか? テレビコラムニストの亀井徳明氏がこう言う。

「今年3月で東芝がメインスポンサーを降板し、近い将来のシリーズ終了のウワサまで流れましたが、それはなさそうです。4月以降、視聴率が1ケタだったのは5月27日の9・4%、7月1日の9・9%、8月12日の9・3%の3回だけ(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。フジテレビにとって貴重なコンテンツであることに変わりはありません」

 今のご時世、視聴率10%前後でも「上等」と亀井氏は言うが、つい数年前まで20%を稼いでいた番組としては「低迷」と言わざるを得ないだろう。そして、亀井氏は「視聴率を"復活"させるには、どうしても番組の著作権をもつ長谷川町子美術館の協力が必要です」と、こう続ける。

「テレビ東京の『おそ松さん』や『深夜!天才バカボン』は、昭和の名作をリブートして若者の人気を獲得しました。それにならって『夜のサザエさん』とか『裏サザエさん』のような思い切った深夜アニメを作るのはどうでしょう。ただ、長谷川町子美術館が許さないでしょうねえ……それが無理なら、もともと新聞連載の4コマ漫画だったことに立ち返り、『めざましテレビ』あたりで『サザエさん』の過去の1エピソードだけ毎日放送し、"新旧の客"を呼び込むという手はあると思います」

「夜のサザエさん」はタイトルだけでも面白そうだが……いずれにせよ、国民的キャラクターの価値は計り知れない。番組のテイストは"昭和"でよくても、ビジネスモデルまで"昭和"のまま視聴率による広告収入というだけでは、せっかくの財産もジリ貧になってしまう。
タグ:サザエさん

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生理的に受け付ける・受け付けない問題 [日記]

婚活ライターをしながら、仲人としてもお見合い現場に携わる筆者が、目の当たりにした男女の婚活事情を、様々なテーマ別に考えてゆきます。今回は、『生理的に合う、合わないって本当にあるのか?』です

「話は普通にできるけど、彼とは手がつなげない」

先日、「婚活相談をしたい」という問い合わせをいただきました。佐藤美紗子さん(31歳、仮名)は、婚活を続けて1年半になるというのですが、「お見合いを続けていくうちに、結婚相手を選ぶ基準がわからなくなってきた」というのです。

「今まで27人の方とお見合いをしました。最初の1年は、ハイスペックな男性を月に4人紹介してくれる相談所だったんですが、紹介された4人に“お見合い希望”を出しても、お相手からお断りされることが多くて、月に1人、お見合いできるかできないかで1年が過ぎました」

そこで、大手相談所に入会し直して、サイトを通じてお相手からお申し込みがきたり、自分でもお申し込みをかけていったりする婚活方法に切り替えました。

「それでお見合いはできるようになったんです。でも、お会いする相手と、どうも会話が弾まない。

ひとつ質問してくるとひとつ答えが返ってくるような一問一答形式の人とか、自分の話ばかりをガーッとする人とか、会話していても内容が噛み合わない人とか。なんだか、そんな人たちばかりで、交際に入っても1、2度食事をすると“交際終了”になっていました」

そんな中、普通に楽しく会話ができて、大手のメーカーに勤める男性、服部正一さん(36歳、仮名)とお見合いをし、交際に入ってから、すでに5回ほどデートをしました。

「いい人だとは思うんです。でも、手をつないだり、その先々のことができたりするのかな? って考えてしまう。ただ彼のほうも、手をつないだりしてこないので、二人の距離はまったく縮まらないんですけど」

それを会社で結婚している女の先輩に相談したそうです。すると、こう言われました。

「二人で少し遠出をしてみたら? 日帰りできる場所を選んで山歩きとかしたら、触れ合う機会もできるだろうし。彼に触れた時に美紗ちゃんがどう感じるかが大事じゃない? 人間だから生理的に合う、合わないってあると思うしね」

それで、服部さんとの遠出をシュミレーションしてみたというのです。

《遠出だと、箱根とかかな。あ、でも、箱根だと途中で一緒にいるのが辛くなったら引き返すのが大変かもしれない。小田原とか逗子あたりならいいかしら。あと、もしも手をつないだときに心地よくなかったら、どうしよう。その手をどう離そう……》

そう思いを巡らせた時に、ハッと気づきました。

《やだ、私、服部さんとの遠出を考えたら、ワクワクするどころか、どこかで嫌がっている》

美紗子さんは、私に言いました。

「頭では、いい人だとわかっている。結婚するには条件も悪くない。でも、彼に触れたいと思わない。これって、どうなんでしょうか?」

「生理的に合わないとか、言ってる年じゃないでしょ」

美紗子さんと同じような相談を、私の会員の佐久間香織さん(36歳、仮名)にもされたことがあります。彼女は、母親の知人が紹介してくれた男性とお見合いをし、その後おつきあいに入りました。

「誰もが知っている大手企業に勤めていて、年収も800万円ある。とても穏やかな人で、人間的には申し分がない。でも、どうしても男性としての魅力を感じないんです。

初めて手をつながれた時、それがとても嫌で、タイミングを見てなんとか私から手を離せないか、そればかりを考えていました。それである時から、デートになると手を繋がれないように、彼側にバックを持ってそのバックをギュッと握って手を塞いでいる自分がいたんですね。いい人なのはわかっていても、生理的に受け付けなかった」

その話を母親にすると、母親は言ったそうです。

「生理的に合わないとか言ってる場合じゃないでしょ。あなたはいくつだと思っているの? お人柄が良かったら、それ以上何を望むの? そんなの一緒に生活しているうちに慣れるわよ」

香織さんは、私に言いました。

「生理的に合わないと思っている男性も、一緒に暮らしていれば、受け入れられるようになるんですか? それって慣れの問題ですか?」

生理的に合う、合わないの正体とは

“お人柄は間違いなく良いのに、男性としては好きになれない”“生理的に合わない”と言うのは、お預かりしている他の会員たちからも、本当によく聞く言葉です。

“生理的に合う、合わない” その正体がなんなのか。これは、理屈ではなく感覚、感情の問題なので、それを明確に説明できる人はまずいないでしょう。またA子さんがB男さんを生理的に合わないと思っても、C子さんはB男さんを受け入れて好きになるかもしれない。

実際にあった話ですが、会員同士のお見合いで、女性が男性を、「生理的に合わない」とお断りしたのですが、その男性は3か月後にお見合いをした女性と大恋愛をし、成婚退会をしていきました。

そんなことも見てきているので、「いい人なのはわかるけれど、男性として好きになれるかどうかわからない」と言われた時には、私はいつもこうアドバイスしています。

「自問自答した時に、その方に会いに行くのが“苦しい”とか“辛い”と思うのであれば、交際は終了にしましょう。我慢をしておつきあいをしていると、それが婚活疲れにつながっていきますよ」

いったん婚活疲れを起こしてしまうと、もうどんな人とお見合いをしても、その人の良さを見つけることができなくなってしまいます。

人間というのは、マインド設定を肯定的にしているか、否定的にしているかで、同じ景色を見てもまったく違うものに見えてしまいますからね。

大恋愛の末に結婚したはずなのに

例えば、離婚する夫婦で考えてみましょう。

20年間連れ添っていた夫と離婚を決意した時のことを、友人の倉西辰枝さん(45歳、仮名)が、こんなふうに言っていました。

「結婚当初は、24時間片時も離れたくないくらい好きだったのよ。でも、最後の3年間は、もうほとんど口をきかなかったし、同じ部屋の空気を吸っているのも息苦しくなった。元夫が使った箸や食器に触れるのにも嫌悪感を覚えたの」

まさにこれは、生理的に受け付けていない状態ですね。

しかし、彼らは20年前、大恋愛の末に結婚をし、教会で永遠の愛を誓い、甘い新婚生活を送って、数年後には子どもももうけた。

その時は、生理的にぴったりと合う愛しい存在だったのに、どこからか気持ちが行き違い、違和感が生まれ、同じ部屋の空気を吸うのも嫌なほど、生理的に受け付けない存在になった。

つまり、“生理的に受け付ける、受け付けない”というのは、その時にお相手をどう思っているかで変わっていくので、絶対的に動かない感情ではない。

前出の香織さんのお母さんがおっしゃった、「お人柄が良かったら、それ以上何を望むの? そんなの一緒に生活しているうちに慣れるわよ」という言葉もあながちウソではないのかもしれません。

実は、“お見合い”という出会いだから、生理的に受け付けない男性が、より多く出てきてしまうのです。お見合いは、“結婚”を前提にした出会い。そして身上書でまずは条件が先に提示されます。

相手を好きになる感情が芽生える前に、身上書の条件と目の前の方をすり合わせ“結婚できるかどうか”のジャッジに走ってしてしまうので、よっぽど素敵な人が現れない限り、その人が受け入れられないのです。

婚活がうまくいかないと悩んでいる人たちは、“この男性と結婚できるか”という厳しいジャッジの目でお見合いや出会いの席に臨むのではなく、 “人柄でいいところはないか探してみよう”という、“相手を好きになる気持ちを育てる”ことに重きを置いて婚活をするとよいかもしれません。

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ドカベン 最終回 [日記]

水島新司氏(79)の野球漫画「ドカベン ドリームトーナメント編」が、きょう28日発売の週刊少年チャンピオン(秋田書店)31号で最終回を迎え、1972年に始まったシリーズ46年の歴史に幕を下ろしたそうです

 “ドカベン”は強肩強打の山田太郎、悪球打ちの岩鬼正美、下手投げの里中智ら個性派ぞろいの神奈川・明訓高校野球部を描いた「ドカベン」「大甲子園」で、87年に一度は完結した。

 だが95年から山田を西武、岩鬼をダイエー入りさせるなどした「プロ野球編」で再開。そのきっかけについて水島氏は、当時西武の清原和博氏(50)の一言がきっかけだったと明かしている。清原氏は、水島氏と対談した際に「ドカベンたちとプロで一緒に野球がしたい」と話したという。

 明訓ナインは各球団から架空の「東京スーパースターズ」に移籍。今作は架空チームを含むセ・パ16球団がドリームトーナメントを戦ってきた。最終回は決勝戦の延長12回裏、4試合連続サヨナラ本塁打のかかる打席に立った山田を巻頭カラー12ページを含む計40ページで描いた。

 シリーズの歴史を解説する年表記事が掲載され、同号の表紙イラストを描いたクオカードのプレゼント企画などもある。

 「ドカベン」から「ドリームトーナメント編」までの5編で、これまで発行された単行本203巻。8月8日にドリームトーナメント編の33巻、9月7日に34巻が発行され、シリーズは計205巻となる。このほかに「別巻」とする傑作選7巻がある。

 水島氏は「またいつの日かお会いできる日を楽しみに」などとするコメントも掲載。73年から連載してきた野球漫画「あぶさん」(ビッグコミック)を2014年に終了しており、水島氏の連載漫画はなくなることになる。チャンピオン編集部は「画業引退ということではない」としている。

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ミスキャンパスコンテスト [日記]

3月30日(金)、都内にて、日本一を決めるミスキャンパスコンテスト「Miss of Miss CAMPUS QUEEN CONTEST 2018」が開催。グランプリを受賞したのは、ファイナリスト20人の中から選出された、駒澤大学法学部3年の黒口那津さんでした

おめでとうございます

また、準グランプリには、日本大学経済学部3年の福地礼奈さん、横浜市立大学国際総合科学部1年の兼田日向子さんが選ばれ、審査員特別賞には静岡大学人文社会科学部2年の石黒菖さん、立正大学社会福祉学部3年の新保里歩さん、亜細亜大学経済学部2年の伊藤愛真さんが選ばれた。

全国のミス&ミスター キャンパスコンテストでグランプリ・準グランプリを受賞した人の中から日本一を決定する同コンテスト。グランプリの黒口さんは、壇上で「ありがとうございます…」と泣きながら感謝を述べ、「ミスコン大変でした。さっきまでルンルンで、楽しくここまできたんですけど…。泣いてる姿で申し訳ない。一番いい賞をいただけて私は幸せ者です」と挨拶していた

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ハローキティ 口を描かない理由 [日記]

「カワイイを世界共通語にした」とも評されるハローキティ。そんな人気キャラクターに「口」が描かれていない理由を知っていますか? サンリオのホームページで先日、社長である辻信太郎さんが理由を公開して注目を集めましたようです

取材すると、担当デザイナーが考える「もう一つの理由」もわかりました。

いちごの王さまからのメッセージ
 サンリオのホームページ上で公開されている「いちごの王さまからのメッセージ」。筆者は社長である辻信太郎さんです。

 先日公開された「2月のメッセージ」では、サンリオの機関紙「月刊いちご新聞」が600号を迎えたことなどが書かれています。

 その文章の後ろの方で、ハローキティについて、こう触れています。


 みなさん、キティちゃんのお顔をよく見てみてください。キティちゃんにはお口が描かれていませんね。

 どうしてなんでしょう? 目や耳やお鼻はあるのに、お口が描かれていない…… それには理由があるのです。

 実はそこには、やさしさや思いやりは口(言葉)で言うだけではなく、態度で示しましょう!というメッセージが込められているのです。

 困っている人には、相手の気持ちになって自ら進んで手を差し伸べて助けてあげることが必要だと、キティちゃんは私たちにそっと教えてくれているのです。

広報担当者に聞きました
 口が描かれていない理由について、あらためてサンリオの広報担当者に理由を聞きました。

 ――まず「いちごの王さまからのメッセージ」について教えて下さい

 サンリオの機関紙「月刊いちご新聞」の巻頭で毎号連載しているコーナーで、同じ内容をホームページ上でも公開しています。

 いちご新聞は「世界中のみんなが仲良く平和に暮らせますように」という願いから、1975年に創刊した自社メディアで、サンリオキャラクターやグッズ、イベントなどの最新情報をお届けしています。毎月10日発売で1部216円(税込み)、2018年2月号で600号を迎えました。

 ――キティちゃんの口が描かれていない理由は、書かれている通りなのでしょうか

 2月号のいちごの王さまからのメッセージに書いてあるとおりです。

 サンリオは1960年の創業以来、悲しいとき、苦しいとき、楽しいとき、どんなときも、心から話し合えるひとがいる幸せを、ひとりでも多くの人に感じてもらいたいと願って、「ソーシャル・コミュニケーション・ビジネス」と名づけた事業に取り組んでいます。

 「Small Gift Big Smile」の考え方を基本にした、心を贈り、心を伝える『ギフト』のビジネスから生まれたのが、サンリオのキャラクターたちです。

 その代表的な存在としてハローキティは、人々の心と心のふれあいを大切にした友情のメッセンジャーとして、『なかよく』のメッセージを伝え続けています。
もう1つの理由とは
 ――ネット上では「見る人が自由に表情を想像できるように」といった見方も出ていますが

 よくファンの方が「ハローキティを見ていると癒やされる」「嬉しいときには一緒に喜んでくれ、悲しいときには同じ気持ちを共有してなぐさめてくれているように見える」とキティについて話されます。

 口を描かない理由を聞かれた際、現在の担当デザイナーは、こう答えています。

 「口を描くことによって、キティは固まってしまう。口を描くことで、語りかけてくれなくなる。無表情だけど、何かを語りかけてくれる顔。それこそが、見ている人にとって癒やしになる。怒っているとか、笑っているとか、泣いているとか、キティは相手に感情を押しつけない。空気のようにそこで見ていてくれる。それがずっと一緒にいられる秘密なんじゃないかしら」

 どちらの理由も『なかよく』という点は共通です


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