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グラミー賞 [芸能]

米国最大の音楽の祭典「第58回グラミー賞」が16日(現地時間15日)、米ロサンゼルスで開催され、人気アーティストがこの日限りのスペシャルなステージを繰り広げた。中でも、今年1月に亡くなったデビッド・ボウイさんにささげるステージを展開したレディー・ガガさん、昨年12月に亡くなった英ロックバンド「モーターヘッド」のレミー・キルミスターさんにささげるステージを行った俳優のジョニー・デップさんらによる“追悼パフォーマンス”が注目を集めたようです

 ◇衣装の元ネタは70年代のボウイ×寛斎 全身全霊でトリビュート

 ガガさんは、「スペース・オディティ」「チェンジズ」「ジギー・スターダスト」「フェイム」「レッツ・ダンス」など、ボウイさんの代表曲9曲をメドレー形式で披露した。ガガさんは、ボウイさんが1970年代にツアーで着用していた山本寛斎さんデザインのステージ衣装を彷彿(ほうふつ)とさせる漢字で「出火吐暴威(デビッド・ボウイの意)」と書かれたガウンを羽織って登場。

 ガガさんは、ガウン脱ぎ捨てたあとも、体にピッタリとフィットしたグラマラスな衣装で歌い、オレンジ色に染めた髪を含めて、全身全霊でボウイさんをトリビュート。ステージは「レッツ・ダンス」などをプロデュースしたナイル・ロジャースさんとの共演で、会場を魅了した。

 ◇スーパーバンド遂にベールを脱ぐ ジョニデはギターソロも

 デップさんは、ボーカルのアリス・クーパーさんと「エアロスミス」のギタリスト、ジョー・ペリーさんと結成したスーパーバンド「ハリウッド・ヴァンパイアーズ」として、モーターヘッドの曲「アズ・バッド・アズ・アイ・アム」や「エイス・オブ・スペード」をパフォーマンス。同バンドの演奏はこの日、初めてテレビ中継された。

 ステージにはベースとして「ガンズ・アンド・ローゼズ」のダフ・マッケイガンさん、ドラムとしてマット・ソーラムさんも参加。ハードロックファンにとってはたまらない夢の共演で、デップさんはギターを担当。クーパーさんに見つめられながらギター・ソロも披露したそうです

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